Skymemo-S(スカイメモS)の目盛環

2020年3月15日 (日)

工作室 (スカイメモS用目盛環(改良版)の完成 その2)

週末、引き籠って赤緯目盛環を作っていました。

試作を2回重ね、3作目をひとまず完成品とします。

ひとまずと書いたのは、ちょっと気に入らないところがあるからなんです。

とりあえず使ってみて、その箇所が問題になるのかならないのか(導入精度の問題)によって、4作目を作るかどうか検討します。



とりあえずの完成品。
Dscn8285

前にも書いたように、 今回はネジで締め込むと固定される方式にしました。
Dscn8286

アルカスイスクランプのノブが、赤緯微動台座と干渉しないようにする為に使っているエツミのアダプターに目盛環を固定します。

内部に押しバネを入れてあります。
Dscn8287

見難いですが、ネジの下側にバネがちょっと見えています。

図面の方が分かり易いですね。
Dec_ring_1
Dec_ring_2
両サイドにバネの入る穴を掘ってあるだけですけど、これで輪っかが拡がってくれる訳です。

これによってネジを緩めると季節を問わず軽~く回転させることが出来ます。

1作目はバネを使わない仕様で作ったんですが、それだと輪っかが開かず回転し辛かったんです。

2作目はネットで押しバネを探してそれ用に設計してプリントに入り、プリント中にホームセンターへその仕様のバネを探しに行ったんですが、検索したのと同じ仕様のモノが手に入りませんでした(^^;)

で、手に入ったバネに合わせて3作目を作った次第です。

最初から押しバネを買いに行っていれば良かったよorz


これで塩ビ管を使った目盛環からは卒業です。

今までお世話になりました(^^;)

2020年3月11日 (水)

番外編 (PICO-6でオリオン大星雲を撮ってみた)

とうとう新型コロナウィルスの影響は選抜野球にまで影響しちゃいましたか・・・。

多分中止だろうなぁって思っていたんですけど、やっぱ中止に・・・。

どのスポーツでも、全国大会を目指して取り組んでいる高校生のモチベーションってものすごく特別なモノだと思うんです。

自分は違うスポーツでそれを経験していますが、ホントに高校生活のすべてをそこに掛けている訳です。

野球は春夏と特別な大会が2回あるからまだ救われるかもしれないけれど、夏の大会にまで影響が及ばなければいいなぁと願うばかりです。



さて、今日は凄く久し振りにスッキリした天気の日没を迎えましたよ。

月が昇ってくるまでそれほど時間の猶予はありませんが、標題の件、前からやってみたかったのですよ。

チャチャっとセッティングして、金星でトライバーティノフマスクを使いピントを合わせ、そのまま目盛環もセット、サクッとM42を導入しました。

いつもの感じだとモニターに周りの星が写るので導入できたことが分かりますが・・・な・なにも見えん!!!

やっぱり暗いですね~。

ISO感度の設定を12800に変えて30秒のテスト撮影をしてみました。

あぁ、ちゃんと画角に入っていた。

少しだけ微動させて位置を調整し、そのまま60秒露出で撮影してみました。
_dsc4430

15枚撮ってみてコンポジットしてみましたが、ISO感度が高いのに枚数が少なすぎたみたいでどうにもなりませんでした。

1枚物をRAW現像した方が見られる感じだったので、そのままアップしましたよ。

ゴーストは発生するし、周辺減光は凄いし、暗くてノータッチでISO3200とかは使えなさそうだし・・・。

やってみて撮影に使えるモノじゃないとハッキリわかりましたよ。

結果は予想していましたが、「意外と使えるじゃん」と裏切ってくれることを少し期待していました(^^;)


こちらは撮影風景。
_dsc0106w

撤収し車に乗り込んだ時に東の空から月が昇ってくるところでした。

ちょうどいいタイミングで撮影が終わったようでした。

2020年2月29日 (土)

工作室 (スカイメモS用目盛環(改良版)の完成?)

昨日の夜までトイレットペーパー/ティッシュパニックの事は知らずにいました。

ニュース番組で知って、「何を馬鹿なこと言ってんだ。トイレットペーパーとかは富士市で大量に作られているよ。中国からそんなもの輸入なんかしてないって(笑)」と、いちいちデマに流される奴なんかそうそう居ないだろうと思っていました。

数日前にティッシュを5箱買った時にも普通に買えていたし、同じ並びにトイレットペーパーも並んでいたし・・・。

そして我が家の在庫があと3ロールになったので、今日の買い出しの時に買っておこうとしたんですよ。

そしたらさ・・・どこにも売ってねー!!!

隣りの市が有名な生産地だっていうのに、デマに流される人がこんなにいたんですね!!!

スーパーからの帰り道、ドラッグストアやスーパーやホームセンター等7件ほど回りましたが撃沈。

バカじゃないの!!!

まぁ、3ロールを消費する頃には手に入るでしょう。



さて、前回からの続きです。

1度の試作を経て、2度目でサイズ的にはピッタリに出来ました。
1dscn8278

もうちょっと形状を見直してカッコよくしようか?と思わないでもないですが、樹脂の密度を15%と下げて印刷しているにもかかわらず、1セットの印刷時間が8時間超の大作でした。

寝ている間も印刷していたので、ちょっと眠りが浅かった感じです。

それを考えるともうこれでいいかな?

ホントは一箇所設計ミスがあって、外見からは分からないけど手直ししています。

直したいような、どうでもいいような・・・。


ではスカイメモSに付けてみます。

他の目盛環を覆うように・・・。
2dscn8254

装着!
3dscn8255

バーニヤ目盛は試験的に2つ貼ってあります。

普通の目盛間隔のと、その倍の目盛間隔のモノ。
4dscn8256

間隔の広い方は読み取りは楽なんですが、円周の1/3ぐらいに渡るので視線の移動が大きいのが難点。

多分、普通の目盛の方しか使わないと思いますが、しばらくはこのまま使ってみます。


運用は、本体側のネジは締めたまま、極望側のネジでロック/フリーにすることにしました。

ネジを絞めてロックしておけばバーニヤ目盛は動かずに赤経目盛だけが回転します。
Lock_screw2
スカイメモSを12倍速で回転させている時の1分間の様子を、10秒ごとに撮影したGIIFアニメになっています。

対象を導入したらネジを緩めフリーにしておけば・・・。
Free_screw2
極望に貼ったマスキングテープの動きで確認できるようにしたGIFです。

赤経軸だけが回転し、赤経目盛は保たれますので、次の導入が楽になります。



これで、撮影時の導入作業の簡素化が図れましたよ。

あとは実戦あるのみ・・・ですが、最近はこれが一番ムズイ!!!

追記-----------------------------------------------------------
100円ショップで買ったラッカーを使って塗装しました。
Paint_scale
プラサフとか密着処理せずに塗っちゃったけど剥がれないかな?
インクジェットプリンターで印刷した目盛が濡れても大丈夫なように配慮したモノなので、簡単に済ませましたよ。
目盛自体はA4のラベル紙に目一杯印刷しておいたので、ストックはたっぷりあります。
ダメになったら貼り替えればいいだけの事です。

2020年2月27日 (木)

番外編 (スカイメモS用目盛環の改良を企む)

新月期、終わっちゃいましたね。

何事もなく過ぎ去った感じです。

このまま春になったら冬らしいスッキリした星空は拝めないまま・・・という初めての体験となります。

何だかパンデミックが起こりそうな感じもするし、結局野鳥は殆ど渡って来なかったし、気候はすっかり変わってしまったみたいだし、人類が地球を壊し過ぎたツケが回ってきたのかな?

なんて、やることが無いとネガティブな思考に陥りそうです(^^;)


ということで、以前からやってみたかったスカイメモS用の自作目盛環の改良を考えてみました。


現状の不満点はただ一つ。

導入した際の赤経目盛の位置を保てない事なんです。

基準星で目盛環をセットし、導入したい天体の目盛に合わせ赤経を回して対象を導入する。

というところまでは非常に満足しているのですが、撮影している間、目盛環は赤経の回転と共に回ってしまうのです。

次の天体を導入する時には、一度赤経目盛を元に戻し(覚えていられないからスマホで調べる)、それから次の天体の位置を調べて・・・という作業になります。

これは目盛を読む際の指標がスカイメモS本体に固定されていて、一方の目盛は赤経に絶妙な加減で(回せるけど赤経と共に回転する)嵌まっているから仕方が無い事なんですが、指標自体が赤経の回転と共に回ってくれたら解決できることなんです。

基準星を導入し目盛環をセットする際には指標を本体に固定し、導入が終わって撮影に入ったらフリーにすることで赤経と共に回転してくれたら・・・。

なので、こんな風に考えてみましたよ。
Skymemos_scalrring_1
中心の黒いのがスカイメモSの極軸望遠鏡でスカイメモSの本体部です。

色を変えてありますが、白いのが指標の目盛を貼るパーツ。

ベージュが赤経目盛を貼るパーツ。

それぞれの固定用のネジは省略していますが、締めると固定され、緩めればフリーで回転します。


二つのパーツはこんな感じで本体に差し込みます。
Skymemos_scalrring_12

で、そのパーツはこんな感じで組み合わさっています。
Skymemos_scalrring_11

基準星を導入する際は、白いパーツだけネジを絞めて指標が読みやすい位置でスカイメモS本体に固定します。

基準星が導入出来たらベージュのパーツを回転させて基準星の赤経に目盛を合わせます。

ベージュのネジを絞めて赤経体に固定したら、目盛を読みながら対象天体の赤経まで赤経体を回します。

すると対象の天体はカメラの画角中央付近に導入されています。

導入出来たら白いパーツのネジを緩めて撮影に入ります。

するとベージュのパーツと共に赤経体の回転に合わせて回っていくという目論見。

これで次の天体を導入する際には、ダイレクトに次の天体の赤経に合わせればいいのです。

ん?対象が導入できた時点でベージュ側のネジを緩めておけばいいのか・・・その方が指標が回転しなくて済むね。

次の天体の赤経に合わせる時だけベージュのネジを絞めて、導入が終わったらまたネジを緩める。

その方が正しい使い方ですね(^^;)


さて、上手いこと行きますかね?

まずは、3Dプリンターで試作品をプリントして、形状がちゃんと合っているかどうかの確認と、狙った通りにスムーズに回転するのかどうか等様子をみないとね。

上手くいったら、面取りなど細部の形状を見直して本番用の目盛環の作成に取り掛かります。

まぁ、ここまでやらなくたって現状のままで導入はズバズバ一発で出来るし問題は無いんですよ。

でも趣味ですから・・・なんでも楽しまなくっちゃね(^^♪

2019年2月16日 (土)

番外編 (スカイメモS専用目盛環の作り方とテンプレートを見直しました)

もう旬を過ぎてしまった感ありありのスカイメモSですが、ドイツ式ユニット込みで手軽に購入できるポータブル赤道儀としての存在感は薄くなっていないと未だに信じているブログ主です(^^;)


ポタ赤で天体をズバッと一発導入するのは中々に至難の業なんですが、ドイツ式ユニットが低価格で組めるスカイメモSならちょっとした小道具を作ることでそれが可能になります。


今回久し振りにその小道具の作成について問い合わせを頂きまして、過去の記事を見直しましたので改めて紹介させていただきます。

小道具というのは目盛環なんですが、ポタ赤には目盛環ってないんですよね。

こんなのですよ。
Dscn6519

どちらも赤経軸用の目盛環です。
上は工作不要なラベルシールを貼るだけのモノ。
下は塩ビ管を組み合わせて作るモノ。
どちらも機能に差はありません。
赤緯軸用は塩ビ管を適度な長さに切るだけで出来ちゃいます。


これがあると、ポタ赤の最大の弱点である積載重量&バランス取りに大きなアドバンテージが出来るとともに、なにより、それなしには導入が難しい天体がズバッと導入できちゃうんです。

積載重量&バランスについてはファインダーが不要になるという大きなメリットがあるんですよ。


ポタ赤なので本格的な望遠鏡を使うことはまずないでしょ?

カメラレンズで望遠を使う時にまず困るのがファインダー。

付ける為の加工にも工夫がいるし、付けたら付けたでバランスがとりにくくなって・・・。

そして、ファインダーを付けたからと言ってけして導入が簡単にはなりません。

ボーグを使うにしたってせっかく軽量な望遠鏡なのにファインダーを付けてバランスを崩してしまうのは勿体ないと思う訳です。

それらの問題を目盛環を使えば一気に解決できるんですよ。

使い方とかは多少慣れる必要はあるかもしれませんが、そんなに難しいことじゃありません。

気になった方は「目盛環 使い方」で検索!

天体の位置を知るには、スマホをお使いの方なら現場で使える無料のアプリなんかもあります。



多少の工作は苦にならない方で目盛環に興味が沸いた方は、右上のリンクからでも、こちら「目盛環の作り方&テンプレート」からでもご一読ください。

過去記事を繋げてまとめていますので、読みにくい点があるかもしれませんが、きっと天体導入に劇的な改革をもたらしますよ(^^;)

2018年11月30日 (金)

今日の星空 (46P(ウィルタネン彗星))

今日の夜空は、帰宅の為の運転中全天の1/2が雲りで、家に着くころには見えている範囲で雲が無くなりました。

南の低空にも雲が無いようだったので、20時半ごろから近所の海岸へ撮影しに出掛けました。

霞んだ夜空のようだったし平日なのでそんなに気合は入っていません。

サクッと10枚ぐらい撮って帰るつもりでした。

が、3度も導入に失敗し無駄に時間を使ってしまいましたよ。

諦めて帰ろうとしたとき、「あ!彗星軌道データ、更新していなかった!!!」と気が付きました。

スマホのアプリのデータ更新をすると・・・赤経で3分弱、赤緯で1度強違う領域を探していたのです。

そりゃ写るわけないよorz

改めて目盛環で導入し直すと・・・ハッキリ写ってるじゃん!

そうだよなぁネットで46Pの写真を見る限り1枚モノでも写っていたのに、大気の状態が悪くて淡すぎるのかなぁ・・・なんて思っちゃって、導入できていない領域を3回も10枚づつ撮っちゃったじゃん・・・。

結局、22時に撤収しました(^^;)

星を撮るのが久し振り過ぎて、アプリのデータ更新の事はすっかり忘れていましたよ。


さて、46Pです。

彗星核基準。
46p_20181129_iso32_60sx8_c
(SONY NEX-5N(改) miniBORG50+レデューサ0.85xDG ISO3200 60secX8 LPS-D1 Skymemo-S)

こちらは彗星核基準&恒星基準。
46p_20181129_iso32_60sx8_sc
(SONY NEX-5N(改) miniBORG50+レデューサ0.85xDG ISO3200 60secX8 LPS-D1 Skymemo-S)

200mmぐらいでたったの10分ではあまり彗星は移動しないようです。

気合は入っていないのでフラットも撮っていません。

センサーかな?ゴミが増えていました。

クリーニングしとかなきゃ。

週末、天気が良かったらキッチリ狙ってみたいと思います。

スカイメモSの極軸調整&導入方法(旧ブログ)

スカイメモS専用目盛環(旧ブログ)

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