光害カットフィルター

2019年7月 4日 (木)

番外編 (NEX-5Nへの37mmフィルター取付方法見直し 完結編)

完璧じゃないけど一番いいモノが出来たのでこれで終わりにします。

今回はこんな図面を作ってみました。
M37filter_adaptor
コレも試作段階なので、工夫の余地はあるんですけどね。

左側のパーツでは見えていない裏側がセンサー側になるので、印刷時はそちらを上面にします。

すると今見えている平面はサポートが付くのでザラザラになります。

回りだけ設計時に余分なパーツを作ってありますが、これでは意味がありません。

平面全体に2mm間隔でノズル幅の0.4mmの不連続なパーツをちりばめたら、サポートよりは綺麗に取り除けそうな気がします。

プラットフォームシートに直に印刷してもいいんですが、テカテカになり過ぎるので乱反射が起きそうな感じがして抵抗があります。

あ、テカテカな面に植毛紙を貼ればいいのか、それが一番いい方法かも。



右のM37ネジパーツはこの状態で印刷して余分なパーツを取り除いてバッチリでした。

切り始めのネジ溝が潰れなかったので、そのままフィルターを取り付けることが出来ましたよ。


どちらも一応1000番ぐらいの紙やすりを掛けて仕上げました。



結果から行きます。

取り付けた状態です。
1_20190704202701


フィルターを外すと・・・。
2_20190704202701

サポート跡が汚いですね(^^;)

上側のテカっているのは接着剤。

ABS樹脂なので、それ用の接着剤を使っています。

一般的な接着剤では接着しませんので注意が必要ですね。


カチッという感じでの固定ではなく、バネで押さえている感じの構造です。

実際にバネがあるのではなく・・・。
M37filter_adaptor_4
センサー室内の3側面を羽根状のパーツで押さえるようにしました。

持ち歩いたらどうか分かりませんが、天体撮影用途なら使用には問題ないと思います。




さて、荒れた面を整える方法ですが、とりあえず、アセトンを使ってみました。

まずは100円ショップで売っているアセトンを含んだ除光液。
5_20190704202701
6_20190704202701
上の写真がサポートのあった面。

一晩、溶液を含ませたキッチンペーパーと一緒に密封しておいたのですが、少し溶けてテカリが出た程度にしかなりませんでした。



では、本物のアセトンではどうだ!と買い直して試してみました。

1時間ではあまり変化が見られませんでした。

アセトンの量が少なかったのかも?と少し足して再び待ちました・・・不覚にも寝落ちしまして、3時間過ぎちゃったら・・・。
7_20190704202701

溶けてました(^^;)

何度か失敗を繰り返して経験を積まないと目安が分かりませんね。


今回のようなネジ溝のあるモノには使える技ではなさそうです。

除光液でも表面の白化には効果がありましたので、上手く使い分ければいいのかな。

より効果を期待する場合は、その面に刷毛で塗るといいみたいです。


この経験を活かして、次に改造カメラに光害カットフィルターを付ける際には、市販のクリップオンフィルターみたいにしようと思いますよ。

2019年7月 2日 (火)

番外編 (NEX-5Nへの37mmフィルター取付方法見直し その3)

さらまにさんが買った双眼鏡、安すぎです( ´∀` )

もう値段が上がっちゃったけど、それでも1,980円だって。

だけどちょっと怪しいね。

説明写真の下から2番目、アイカップor視度調整リングを回すと5倍から12倍まで3段階で倍率が変化するみたいな事が書いてあるよ。

いろいろ突っ込みどころが多すぎてレビュー続編が待ち遠しいです(^^;)





さて、このテーマ、今回が完結編とはなりませんでしたが、少しだけ兆しが見えてきましたよ。

前回のブログであのこたろうさんから助言をいただいたんです。

ネットを彷徨って調べてみると、なるほど効果がありそうだと・・・それと、その過程でアセトンを使う方法も自分は勘違いしていたことに気が付きました。

まだまだ、手はありそうですよ。


しかし、全国にまたがるあの有名な迷人会の重鎮からコメントをいただくとは驚きましたよ。

ともさんを通じて迷人会の事は少し前から知っていましたが・・・そういえば最近はともさん忙しそうで・・・暇になったらブログの更新楽しみにしています。


自分なりにも工夫をしてみました。

今回一番厄介なのは、M37のネジの部分。

表にして印刷しても、裏返して印刷してもネジの切り始めのところが潰れてしまうんです。

タップなどが使えるのなら問題にはならないんですが、そんなサイズのネジを自分の環境では作れません。

ネジ長を長くして削ることも考えましたが、その前に、余分なパーツを作って印刷後にそれを取り除いたら、そこそこ綺麗になっているんじゃないかって考えたんですよ。

で、こんな感じに作り替えてみました。
Filter_screw
これを逆さまに印刷してみましたよ。

サポート有りと無しの両方で。


結果、サポートなしでは余分なパーツ(柱)の間隔が広すぎ、サポート有りで印刷した方が良い感じで余分な部分を取り除くことが出来ました。

柱を取り除くのにちょっとだけ苦労するかな?って思ったんですけどこのぐらい細いと何の抵抗もなくサポート同様に分離しました。

じゃぁ、もっと間隔を細かくしてサポートなしでやってみたら?って今は思っていますが、とりあえず今回のパーツを少しペーパー掛けして使えば綺麗になりそうです。


実際に作ってみるといろんなことが分かってきますね~。

物造り、面白いです!

2019年7月 1日 (月)

番外編 (NEX-5Nへの37mmフィルター取付方法見直し その2)

このテーマ、意外と難しいです。

試作数は現在6個目。

狭い場所への工作なので、強度を持たせられないところが悩みどころです。



積層式の3Dプリンターで印刷する際に、下から順に層を積み上げるでしょ。

下の層では何も無いところに上の層で印刷しようとすると、下に何もないので当然垂れ下がっちゃうんです。

これを防ぐために、サポートという後から取り去る余分なモノも一緒に印刷するんです。

これが強度の無い工作物だと、そのサポートを取るのが超大変なんです。

本体が壊れちゃったりするんですよ。

それと、サポートが付いていた面の荒れがどうにも気持ち悪い。

加えて、ラフトという工作物がプレートから剥がれないようにする為のサポートみたいなモノなんですけど、その方式を選んで印刷していることにも一因があるんですよね。

サポートと同じように剥がした跡が荒れちゃうんですよ。


今は工作物を積み上げるプレートに3Mのプラットフォームシートを貼っているので、ラフトを使わず直に印刷をしても大丈夫かもしれないと試しているところです。



これまでに作った物で37mmフィルターを装着してみました。
Dscn7315


外すと・・・。
Dscn7317

裏面が荒れてるでしょ?

何だかセンサーにゴミが付いちゃいそうで嫌な感じ。

実際には洗浄してから使いますので問題はありませんが。


とりあえずはこれでも使えますよ。

カチッとは止まっていませんが、そこそこの衝撃を与えない限り外れません。



もう少し工夫して作ろうと変更を加えました。

今度は分割して出来るだけ表面の荒れを押さえようと目論んでいます。

これを・・・。
Filter_v2

こう分割します。
Filter_v2_1 Filter_v2_2
この2つを接着剤でくっつけますよ。


今印刷中です。

次回は完結編にしたいですよ(^^;)

さて、どうなりますやら・・・。

2019年6月29日 (土)

番外編 (NEX-5Nへの37mmフィルター取付方法見直し)

あ~つまらん!

天気が良くなくて全くつまらん!

台風一過の昨夜は、木星が暫くの間良く見えていたんですよ。

だけどさ、晴れていたのはその方向だけで北極星は分厚い雲の中。

その内に全天雲っちゃいましたよ。

VMC95Lに作ったトライバーティノフマスクのテストも出来ず、悶々とした夜を過ごしました。



悶々としていたら、ふと、表題の件について考えてみるかな?なんて気になりましたよ。

そこで、ジャンクのNEX-5Nを防湿庫から取り出してマウント内の寸法を測ってみました。

これからフィルターを買って取り付けるのなら、以下の方法は使わずにフィルターをカットしてマウント内に埋め込む方法を取るのですが、LPS-D1については37mmを買ったので、マウント内に空のフィルター枠を両面テープで貼り付ける方法を取っていたのです。

こんな感じ。
Clear_filter

ちょっと出っ張りが大きすぎるんですよね。

マウントアダプターを使うことが多いので、問題ないと言えば問題が無いのですが・・・もう少しスマートな取り付け方をしたいと思ったんです。



折角、3Dプリンターユーザーになったのですから、少しは工夫が出来るんじゃないかなと。

とりあえず、こんな感じのフィルター枠を設計してみましたよ。
Nex5n_on_filter1
Nex5n_on_filter2
下の写真の四角い枠の形状を工夫してパチッとハメる感じに出来ないものかと思っている訳です。

簡単には四角い枠両端にある幅の広いかまぼこ状の個所に両面テープを使えばいいんですけど、それじゃぁ面白くないって訳。


フィルターのネジはM37のP0.75なんですが、FUSION360のネジコマンドにはこのサイズのネジは登録されていません。

ネットを彷徨って調べたら、ネジのプロファイルを自分でXMLで追加すればいいとありました。

XMLは詳しくありませんが、元のファイルがあるんだからそれらを参考に作ればいいんでしょ?とやってみたら、一発目は見事に失敗しましたよ(^^;)

ネジの径とピッチだけの指定ではなく、細かく外径内径の有効径など指定しなければいけないようです。

M36とM38は登録されているので、それらを見比べて考えてみました。

すると、ネジサイズは変わってもピッチが同じならそれらの径の小数点以下のサイズはどれも同じ事に気が付きました。

そこで登録されているピッチ0.75のネジをいくつか検索して見比べてみました。

M1でもM6でも小数点以下は全て同じでした。


そこで、この値を参考にM37のプロファイルを作り直してFUSION360を再起動したら↑のネジが作成できたんです。

何とかなっちゃうモノですね~。



まずはこれで現物合わせをしながら考えてみたいと思っています。

さて、これから印刷しようかな・・・。


あ、上手くいったとしても電子接点のあるレンズはこの方法では使えないと思います。

それらのレンズをe-MOUNTで使うには、大き目のフィルターを買ってカットして使わないとダメじゃないかな?

って、ショップさんのHPを覗いてみたら、今はe-MOUNTにも装着できるクリップオンフィルターがあるんですね。

選択肢は少ないみたいですけど・・・。


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