新月期なのに天気が良くないですねー・・・。
いろいろがっかりですよ(^^;)
悶々としながらバーティノフマスクのパターンを作っています。
例のシミュレーションソフトもパラメーターを色々変えながら試しているのですが、見た感じには全く近づいていかないですね。
あれは口径が大きく中~長焦点の望遠鏡用に作られているのかな?
小口径や短焦点には向いていないような気がしてきました。
とりあえず、以下のパターンを作りました。
この6パターンでテストしようと考えています。

在庫のOHPシートに印刷してテストしようとしたら、PLUS社のフィルムの在庫が無くなっていました。(Amazonで発注しました)
前回印刷したのがラスト1枚だったのかorz
ソフトフィルターのようなA-ONE社のフィルムなら在庫があるのでとりあえずそれに印刷しましたよ。
ここのところ星が見えないので、夜景のライト(暗めのヤツ)を対象に双眼鏡の前にパターンを当てて6パターンを見比べてみました。
6つのパターンの中で右上の、仕切り無し・線幅0.1mm・間隔0.3mmのパターンが一番見やすい感じでした。
他のパターンも悪くなかったですよ。
先日、アンドロメダ銀河を撮影中に別のパターンで星相手に同じようなテストをしていたのですが、その時に感じた事。
・7X50の双眼鏡では使えなくもないが多少のピントずれには気が付きにくいのでマスクを利用するほどでもない。
・8倍以上の双眼鏡だと光条が良く見える。
・10倍の双眼鏡ぐらいからマスクを使う価値がありそう。
・マスクは片目づつ使うので2つは要らない。
(両目で使うと分かりにくいので片眼を閉じなければならない。片目を閉じると自分の目の場合少しピントが狂い、元に戻るのに少し時間がかかる。片方づつマスクを使用すると両目を開けたままピントが追い込めるため自分には好都合。)
眼圧の関係でしょうか、自分の目は双眼鏡でピントを合わせる為に片目づつ目を瞑って合わせるとそれまでのピントと少しずれてしまうのです。
なので、その方法ではいつまでもピントが合っていないような気がしてしまうのです。
だから、普通は双眼鏡から片目を外して目は瞑らずにピント調整しているんですよ。
因みに遠くのライトを見た感じ一番よかったパターン・・・。

のシミュレーション結果は・・・。

ですが、実際に見えるモノとは全く違います。
真ん中の同心円状の光は無く、3本の光条が長ーく見えます。
他のパターンも似たようなもので、スリット間隔が拡がると色の変化の無い光条が繋がって見えるようになります。
ただ、テストでは人工の明かりなので明る過ぎているきらいがあります。
なので、実際に星で(一等星とか)テストしなきゃパターンを絞れないと考えていますよ。
自分的には利用価値があると思っていますが、健康な目をお持ちの方はそれほど必要ないかもしれませんね。
※20181107追記
星空にはなりませんでしたので、いつもの通り遠くのライトで試してみました。
使用した双眼鏡は「コーワ SV50-10」です。
見た目に、一等星ぐらいの明るさかな?っていうライトを中央に導入し、マスクを利用し携帯で撮影しました。
多分これがいいんじゃないかと思っているパターン。
光条は・・・。

ね?シミュレーション結果とは全く違うでしょ?
6つのパターンの中では上段の2つが良さそうかな?という結果でした。
中央の段は一番見難かったんです。
下の段の左側のパターン。

光条は・・・。

パッと見はこれが一番いいのでは?とも思いますが、実際の星で見てみない事にはねぇ・・・。
多分、暗い星相手には一番細かいパターンが判断しやすいんだろうなって、これまでの経験から想像していますよ。
最近のコメント