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2019年11月 8日 (金)

番外編 (中華製レーザーコリメーターの精度を検証&光軸調整)

ショックでした・・・。

まさかこんなに光軸が狂っているとは・・・。

天リフさんのピックアップに載っていた”「MATSUMOTO-EMS」さんのレーザーコリメーターの改良記事”を見て気になったんです。

Amazonで買った当時(2013年)、何の疑いもなくこれを使ってVIXEN R130Sfという反射望遠鏡の光軸調整をしていましたよ。

こんな製品です。
Dscn8051

Dscn8052


今では工作道具も増えておもちゃの旋盤も持っています。

この記事を見て、所有しているレーザーコリメーターの光軸をチェックしてみようという気になりました。


永らく使っていなかったので行方不明になっていましたが、先日、物置の棚に置いてあるのを見つけました。

早速チェックの準備。
Dscn7498

ちょっと見難い写真で申し訳ありませんが、旋盤の四爪チャックに製品をセットし慎重に心出しを済ませます。

そしておよそ30cm先に的をセットし、まずは旋盤の主軸を手で回しながら光軸の中心を探ります。

この段階で狂っていることは分かります。

極軸望遠鏡の調整の要領で光軸が描く円の中心に的の中心を合わせます。



さぁ、これが低回転でレーザーコリメーターを回した時のレーザー光の軌跡です。


電池が弱くて見辛いけど、30cm先でコレですか!!!

Φ10mmの円周上を廻っているじゃないですか・・・orz

何のチェックもされていないんじゃないか?

全く当てになりませんよ!!!


では、調整します。

調整はこれまた極軸望遠鏡と同じ手法です。

120度間隔で調整のイモネジが隠れています。
Dscn7624

シリコン材なのかな?シーリングされています(調整してからシーリングしろよ!!!)

それをコジコジして取り去ります。
Dscn7628

一箇所、シールの裏に隠れています。

六角ネジになっています。

この製品は2mmの六角レンチを使うネジでした。

しかも、一つは壊れているみたいで回してもレーザー光はピクリとも動きませんでした。

何とか他の2つで調整が出来たからいいようなものの、出来なかったらただのゴミだよ。

まぁ、その時は分解してネジを切り直して・・・なんて事をしたかもしれませんが。


光軸修正後です。


見事に修正出来ましたぁぁぁ!


安物買いの銭失いってヤツの見本みたいな感じですね。

狂っているなんて思いもしなかったよ。

修正道具はしっかりした製品を買わないとダメですね。

自分で修正できる環境がある方はチェックしてみることをお勧めいたします。


※「MATSUMOTO-EMS」さんの記事は、HP→DIARY/日記→アーカイブ→2019年10月と辿ると10/23に書かれていますのでご一読ください。

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コメント

こんばんわ。
私も同じの持ってます。もう三年くらい前かな。。。やっぱりコーキングほじくって調整しました(笑)

精度について疑っていなかったし、反射望遠鏡は滅多に使わないし、使っても眼視だけなので全く気がついていませんでした。
多分、撮影に使う方ならすぐに気がついちゃうんでしょうね。
光軸を修正する道具が光軸が狂っているなんて・・・
作っている奴等はそんな仕事していて面白いんですかね?
どんなモチベーションで仕事しているのかと不思議な気持ちで一杯ですよ。

狂ってるから、ホジホジ必須って書いてたような \(^^)/

旋盤に固定して確認するほど気になる場合は、最初にピックゲージで回転軸に対してまっすぐ取り付けが出来てるか確認した方がいいと思います
傾いて取り付けた状態で直しても最悪悪化しますので...
ちゃんとやっておられたらごめんなさい

toけむけむさん

あれ~?そうでした?
なら見落として購入しちゃいましたね(^^;)
購入履歴を見てももうその商品は削除されています。
小っちゃく書いてあったのかな?
ボールドにするとか肝心なことは強調しておいてほしいモノですね。
というか、シールドせずに販売して欲しいですね。

追記
当時けむけむさんが狂っているとブログで言ってたのは覚えているんですが、自分のがそこまで狂っているとは思っていませんでした。
それか、確認しても忘れちゃってたのかな?
遅ればせながらしっかり修正しました(^^;)

to美緒さん

全体を入れて写すと汚い部屋がバレちゃいますので・・・全体を入れておけばダイヤルゲージも写っていてご心配をかけることもなかったのにと反省していますよ。
四爪チャックですからダイアルゲージなしに心出しするのは経験の浅い自分には不可能です(^^;)
ダイヤルゲージを使用して2点にて0.02mm以下の誤差に収めてから調整しています。
その意味ではこのコリメータの筐体はしっかりできているみたいです。
スイッチの部分は動画を見てもブレていますので適当な取り付けを・・・いや、そこは関係ないか(^^;)

↑のコメントレスの「というか、シールドせずに販売して欲しいですね。」に一票。
こういったものは校正する必要があるんだけど、出荷時に校正する気がないのならシールドはしないでほしいよね。
「最初は大丈夫」と思っちゃうもん。

いまだに大陸系のものは、仕上げや調整、検品とか最後の最後で手を抜いた(と思われる)製品があるよね。
きっちりとやっている会社も多くなっているんだから、そういう会社に”自分たちの信頼も損ねる”という意識が出てくれば大きく変わっていくと思うんだけどな。
著作権関係は未だにダメダメだけどね。><;

To是空さん
良い物もあるんですが安い物には余り無い印象ですね。
自分で工夫できる人には宝探し的な楽しみが有りそうです(^^;

昔、R200SS用に、某KKから購入したのは見事に狂っていました。望遠鏡の光軸調整の前にレーザコリメータの光軸調整から楽しめちゃう!という逸品 ^^;
狂いは同じくらいかもう少しひどかったかも。

Amazonのは自分も買いましたが、購入直後に焼津のロンキーさんのところに持ち込んでチェックシてもらいましたが、運が良かったのか問題ないレベル。
昨日、5年ぶりくらい?にまた見て貰いましたが(使用に伴う経年変化等も含めて気になったので・・)、問題なさそうでした。

to utoさん
某KKって専門ショップですよね、そこで買ってもダメなんですか。
なかなかに奥の深い趣味ですね、星屋さんて。
自分でやるのが前提なのかな?
まぁいろいろ自分でやってみると理解が深まりますね。
カメラや望遠鏡のアダプターなど、こんなの有ったらいいなというモノを、自分で作れるようになれたらいいなと思っていたら、そこそこ工作道具を持つまでになっちゃいました(^^;)

点検の件、ブログで拝見しました。
Amazonで買ったとういう事でしたら多分同じようなモノですよね。
チェックしているとは思えないので、たまたま、光軸が合っているものもあるって感じでしょうか。
修正後のネジ穴をシールした方がいいのかなと、たった今、百円ショップで黒色のレジンを買ってきたところです。
また狂ったらシールしてあると面倒なので塞ごうかそのままにしようか思案中です。

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