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2018年11月17日 (土)

番外編 (DeepSkyStackerのパラメーターを弄ってみた その2)

今日はクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」が寄港しました。

入出港時間がタイミングが合わず撮りに行けませんでしたよ。

「飛鳥Ⅱ」は海岸で星空の撮影をしていると結構見るんですよね。

寄港予定は無くても、富士山を見るコースがあるんだと思います。

夜中に駿河湾に入ってきて、日の出後に出ていくような感じです。

写真は撮れなくても、その雄姿は何度も見ているので、まぁまたの機会でいいかな、なんて思っちゃいましたよ。




さて、本題の「DeepSkyStackerのパラメーターを弄ってみた その2」です。

前回は元画像をトリミングするみたいな機能の「Drizzle」まで進みました。

「Drizzle」は画像スタック時の解像度を向上させるために「NASA」が開発したアルゴリズムだそうです。

本来は任意の倍率が設定できるらしいのですが、「DSS」では2倍と3倍のみを採用しているようです。

今回は「Stacking parameters...」の「Light」タブからです。
Light_tab

通常は「Average」でOKです。

人工衛星や飛行機の航跡などが入ってしまった場合は「Kappa-Sigma clipping」や「Median Kappa-Sigma clipping」を試してみるといいでしょう。
違いについては理解できませんでした。

「Entropy Weighted Average」は、ISO値を変えて同じ対象を撮影した場合に使用します。M42の中心部が白飛びしてしまうとかの際にこれを選ぶと有効です。ただ、処理時間は増大しますね。

「RGB Channels Background Calibration」は非選択/チャンネル毎/RGBまとめての3つから選択となりますが、自分には理解できません。いつも「RGB Channels~」にしています。

「Maximum」は比較明合成するときにしか使ったことがありません。



次は「Alignment」タブ。Alignment_tab

これは「Automatic」か「No Alignment」しか使ったことがありません。

「Automatic」を選んでおけば「DSS」が最適な方法でアライメントしてくれますので、あえて他の方法を指定することは無いと思います。

風景やISSの航跡などで単純に比較明合成したいときには「No Alignment」にします。




そして今回の肝、「Cosmetic」タブ。
Cosmetic_tab

翻訳文をそのまま引用します。(いいんだよね?)
このタブは、スタッキングする前にキャリブレーションされた画像をクリーニングする方法を制御します。
目標は、キャリブレーション後に残った高温または低温のピクセルを検出してクリーニングすることです。
これらのオプションを確認すると、画像が大きく変わる可能性がありますので注意して使用してください。
という事ですが、とにかく、何度も値を変えて違いを探ってみました。

この設定を使う前と使用後の画像比較です。
Cosmetic_b_a

上がビフォー、下がアフターです。

赤色や青色の変なノイズが消えています。


上の設定枠は、ホット/コールドピクセルを検出して固定するために使用されるフィルタのサイズで、下の設定枠はピクセルを同じ設定にして補正を行わない閾値を設定するらしいのですが、正直よくわかりません。

上の枠はフィルターのサイズを大きくするほど滑らかになるとされています。ただし、サイズが大きくなるほど処理時間は長くなるとのことです。

下の枠の閾値は低く設定することでより多くの補正がされるらしいです。

どのくらいに設定したらよいのか・・・は、分かりません。

実際やってみて結果で判断するしかないですね。


タブの中段右側にある「Test on first frame...」を押すと・・・。
Test_exec_2
その設定値でのホットピクセルとコールドピクセルの検出結果が表示されます。

これについて触れているサイトの情報では、この結果が1%以上では効果が強すぎで、0%では効果が無いとのことですから、コンマ以下で何度か試すしかないんだと思われます。

因みに、「Test on first frame...」のすぐ下の「Save an image showing~」をチェックすると、スタック後ライトフレームのあるフォルダに検出したピクセルのイメージファイルが作成されます。


こういう設定値でスタックした場合。
Cs3_cosmetic

テスト結果は・・・。
Cs3_2

そのイメージファイルは・・・。
Cs3_cosmetic_image

出来上がった画像は・・・。
Cs3_m31

ちょっと眠い感じ?


次にこんな設定で。
Cs4_cosmetic

テスト結果。
Cs4


検出されたイメージは・・・。
Cs4_cosmetic_image

出来上がった画像は。
Cs4_m31

キリっとしたかな?


2つの画像のピクセル等倍時の比較。
Cosme_comp

なるほど、テスト結果が1%未満の方がスッキリした感じですかね。

10%以上の方は滑らかって言えば滑らかですがボヤけた感じです。

この値、もう少し探ったらもう少し良くなるのかも知れませんが・・・。




あ~ぁ、疲れました。

今回はここまで。

次回はスタック後の画像レタッチについて、自分なりの方法を書こうと思っています。

「Photoshop」などレタッチソフトの達人の方には関係のない内容になるのかな?

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コメント

いやー、DSSでここまで処理できるとは知りませんでした。
DSSではコンポジットだけしてPhotoShopでいじってましたが、Sequatorを知ってからはこちらの方が処理が早いので、Seqatorの結果がおかしな時だけDSSでやってみる・・というパターンになってましたが、再考の余地ありかも、ですね。

Google先生にお世話になりました。
他の翻訳サイトだと全く意味不明の日本語になっちゃうんですけど、Google翻訳は何とかなっちゃうなかなか優秀な翻訳サイトです。
いろんなソフトがありますから、使いやすいように&都合がいいように工夫する余地が多くありますね。
今のところ、自分にとってはDSSとPS CS2が無料で最高の組み合わせです。
だけど、いろんな方のブログを参考に、良いソフトがあればいつでも乗り換えようとも考えていますよ(^^;)

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